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共同通信
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警視庁が大麻取締法違反と覚醒剤取締法違反の疑いで日本大アメリカンフットボール部の寮を家宅捜索した事件で、7月に寮で見つかった乾燥大麻と覚醒剤成分を含む錠剤が、所持が疑われている部員の部屋にあったことが4日、捜査関係者への取材で分かった。入手の経緯などを詳しく調べる。
大学側が7月に寮を調べて、部屋から植物片と錠剤を発見した。相談を受けた警視庁が19日ごろに押収。その後の鑑定で植物片は大麻で、錠剤には覚醒剤成分が含まれていることが判明した。警視庁は8月3日に寮を捜索した。
同部は全体練習を控えており、日大広報課は「捜査に全面的に協力する」としている。