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共同通信
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広島は6日、米軍による原爆投下から78年の「原爆の日」となり、広島市の平和記念公園では、「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が営まれる。松井一実市長は平和宣言で、先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に言及。核軍縮文書が肯定した核抑止論について「破綻していることを直視し、為政者に脱却を促すことが重要だ」と主張する。
日本政府には、核保有国と非保有国の橋渡し役を果たすよう要求する。一刻も早く核兵器禁止条約の締約国となることや、今年11月の第2回締約国会議にオブザーバー参加することも求める。
式典では岸田文雄首相があいさつし、長崎市の鈴木史朗市長らも出席。