台風6号、大雨に厳重警戒

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共同通信
台風6号の影響で閑散とする第一牧志公設市場前の道路=6日午後、那覇市

 台風6号の影響で沖縄県では6日、線状降水帯が発生するなど被害拡大の恐れがあり、厳重な警戒が続いた。大雨特別警報が発表される可能性もあるとして、県の災害対策本部会議で玉城デニー知事は「命を守る行動を最優先でしてほしい」と呼びかけた。

 沖縄気象台によると、線状降水帯は6日午前5時半ごろ、沖縄本島北部で発生。読谷村では災害警戒区域で崖崩れが発生したとして、村は最も警戒レベルの高い「緊急安全確保」を発表した。

 県によると、台風6号による県内の負傷者は計67人で、うち3人が重傷(午後3時現在)。県警によると、被害に関する110番は累計で約800件(午前8時現在)に上る。