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共同通信
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【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは6日、ロシアと中国の海軍の艦船計11隻が先週、アラスカ沖近くの海域を航行したと報じた。米専門家らは米国沖近くを航行する中ロの船団としては異例の規模としており、米海軍の駆逐艦4隻と哨戒機が追跡し監視に当たった。米国の領海には入らず現場海域を離れたという。
ロシアがウクライナ侵攻を続ける中、米国は中ロの連携強化に神経をとがらせている。米北方軍は同紙に対し、中ロの艦船数や航行場所には触れずに「国際海域にとどまっており、脅威ではなかった」としている。中ロの艦船はアラスカ半島からベーリング海へと延びるアラスカ州のアリューシャン列島近くを航行した。