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共同通信
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米グーグルの検索サービスを巡り、独占禁止法(反トラスト法)に違反しているとして米司法省などが訴えた訴訟で、米首都ワシントンの連邦地裁が、9月の本格審理の開始前に訴えの一部を棄却したことが7日までに分かった。検索結果の表示方法で、競合他社のサービスを不当に制限しているとの主張を退けた。
司法省などは2020年10月、グーグルが自社の検索サービスを初期設定にする契約を米アップルなどと結び、競合他社を排除しているとして提訴。その後、38州・地域当局も関連訴訟を起こし、専門サイトが目立つ場所に表示されず、自社サービスを優遇していると主張した。両訴訟は一本化されていた。(共同)