7日付のNBCニューヨークによると、ニュージャージー州で自宅前に米大統領候補ドナルド・トランプ氏支持の旗を掲揚していた住人が、選挙法違反の罪に問われているという。刑が確定すれば、最大2000ドルの罰金か禁固刑の可能性もある。
モンマス群ウエスト・ロングビーチに住むジョー・ホーニック容疑者は、熱烈なトランプファンを自認しており、「米国を再び偉大な国に」というトランプ氏のキャンペーン旗を数カ月にわたって掲げていた。2枚の旗を昼夜問わず、しかも夜にはライトアップして掲げるという徹底ぶりだったが、選挙の30日以上前に政治的なメッセージを掲示することを禁止する法律に抵触しているとして違反を言い渡された。
「来るなら来い、旗は倉庫に山ほどある」と、ホーニック容疑者は旗を降ろす気はないようで、「90日監獄に入れというなら、入ってやる」と息巻いている。
容疑者は以前、トランプ氏の運営するカジノでトランプ氏本人を見かけたことがあるが、その時はカードゲームに夢中で、目を合わせることさえしなかったという。
しかし今となってはトランプ熱は高まる一方で、もしトランプ氏が候補争いに負けたら、投票権証明書を破り捨て、二度と選挙には行かず、性懲りもなく例のキャンペーン旗を掲げ続けるつもりだという。