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共同通信
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ロシアのショイグ国防相は9日、国防省の会議で演説し、フィンランドのNATO加盟に言及し、西部と北西部で安全保障上の脅威が増大していると指摘した。「適切な対応が必要だ」とし、西部国境で軍部隊を強化する方針を明らかにした。
フィンランドの加盟によってロシアとNATO加盟国の陸の国境は約2倍になるとして、ロシアを狙う兵器が配備される可能性が高いと警戒。スウェーデンの加盟も見据え、モスクワとレニングラードの軍管区創設も検討するとした。ポーランドの軍事力強化にも懸念を示した。
欧米諸国がロシアに「代理戦争」を仕掛け、ウクライナに前例のない支援を行っていると述べた。