遊泳中の50代女性、サメに襲われ重体
人気スポット、ロッカウェイビーチ沖で
ニューヨーク市の夏の人気スポット、ロッカウェイビーチ沖で7日、50代の女性がサメに襲われ重体となった。市警(NYPD)が発表した。NYPDは同日午後5時50分ごろ、59丁目付近の海域で女性がサメに襲われたとの通報を受けた。遊泳中、サメに左足を噛まれたという女性は、ジャマイカ病院医療センターに搬送された。
NYPDがヘリコプターでサメの捜索に当たったが見つからず、ビーチは閉鎖された。市公園局は「恐ろしい出来事だったが、ロッカウェイでサメに噛まれることは非常にまれであることを忘れないでほしい」と安全性を強調している。
ロッカウェイの北東にあたる、ファイヤーアイランド沖・ロングアイランドのクオーグ沖、ニューヨークのバビロン沖では、1カ月前にも複数のサメによる襲撃が報告されていた。ロングアイランド沖の波打ち際ではこの夏、成長すると3メートルにもなるサンドタイガーシャークが比較的多く目撃されている。
フロリダ博物館のインターナショナル・シャーク・アタック・ファイルは昨年、全米で報告された20件のサメの襲撃のうち、8件がニューヨーク州で起きていたと発表した。(7日、NBCニュース)
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