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共同通信
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【ベルリン共同】ドイツ連邦検察庁は9日、ロシアに機密情報を流した疑いがあるとして、ドイツ軍所属の男を逮捕したと発表した。男は職務上知り得た情報をロシアの情報機関に提供した疑いがあるとされる。ベルリンのロシア大使館などに自ら接触し、協力を申し出たという。
ドイツはウクライナに対する最大の武器供与国の一つで、ロシアによるスパイ活動の主要な標的となっている。昨年12月にも、ロシア側に国家機密を流した疑いがあるとして、国家反逆容疑でドイツの対外情報機関、連邦情報局(BND)の職員の男が逮捕された。