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共同通信
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【キーウ共同】タス通信は12日、ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋の周辺で同日、白煙が上がる動画を伝えた。ロシア国防省はウクライナによる複数のミサイル攻撃を防空システムで迎撃したとしており、橋に被害はないとしている。
国防省は、攻撃用に転用した地対空ミサイルS200が使われたと主張。橋は一時通行止めとなった。ロシア外務省のザハロワ情報局長は、橋は民間施設だとして「野蛮な行為を正当化することはできない」と非難、報復を警告した。
国防省は、12日未明にもクリミア半島にウクライナのドローン20機による攻撃の試みがあり、阻止したとも発表した。