メッツの「輝ける星」、千賀投手
「今季は良い成績残せる」と自信
ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手(30)は13日、ナショナル・リーグ東部地区首位のアトランタ・ブレーブス戦に先発した。過去3試合で34打点(メッツは3打点)をたたき出した強打打線に対し、6回で4安打3失点2四球7奪三振で抑えた。メッツは7対6で勝ち、4連敗を免れた。9勝目を挙げた千賀投手は、低迷するメッツの「 輝ける星」となっている。
千賀投手は福岡ソフトバンクホークスから今季メッツに入団。日本で活躍した11年間は1週間に1回の登板で、148イニング以上を投げたのは2年間にすぎなかった。そのデータを下にショーウォルター監督は「中4日のローテーションが中心のメジャーリーグで、何イニング、何球投げられるか、ある程度未知数だった」と語る。
今や千賀投手は1試合平均5.2イニング、94球を投げる。過去9回の先発はいずれも3失点以下。13日も1回に3点を失ったものの、続く13打者を凡退に仕留め、防御率は3.30。今季はすでに122.2イニングを投げており、シーズン終了までには160〜170イニングに上ると予想されている。
シャーザー、バーランダー両投手を放出したメッツにあって千賀投手は、今やエース。本人も「マウンドに立つと力が湧く。今季は良い成績が残せると思う」と自信をみせている。(14日、amニューヨーク)
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