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共同通信
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人事院は15日、2023年度の国家公務員一般職試験(大卒程度)に8269人が合格したと発表した。前年度から113人増え、現行の試験体系になった12年度以降の最多を更新した。ただ試験申込者数でみれば前年度比6.3%減の2万6319人で最も少なく、倍率も3.2倍と最低だった。
退職者の増加に伴い、採用予定数が前年度比226人増の5147人で過去最多となった。一方、新型コロナウイルス禍で抑制的だった民間企業の採用活動が活発化しており、申し込み減につながったとみられる。
女性合格者数は3336人で、全体に占める割合は過去最多の40.3%に上った。