新幹線、始発から通常運転

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共同通信

 お盆を直撃した台風7号の影響で、15日に名古屋―岡山が終日計画運休した東海道・山陽新幹線は16日、始発から通常通り運転した。東京駅では、足止めを余儀なくされた乗客らがようやく目的地に向かう姿が見られた。

 早朝の東京駅の切符売り場では、スーツケースなど大きな荷物を持った十数人が販売開始を待っていた。大阪市から旅行に来ていた会社員三宅謙司さん(50)は「会社の倉庫が台風の影響を受けていないか心配で、始発で帰って立ち寄ることにした」と急ぎ足でホームに向かった。