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共同通信
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中古車販売大手ビッグモーターの店舗周辺で街路樹が枯れていた問題を巡り、神奈川県内の2店舗で元店長が除草剤散布を従業員に指示していたことが分かった。16日に同社幹部から説明を受けた県担当者が記者団に明らかにした。幹部は県側に「本社から各店舗へ統一的な指示は確認できなかった」とも報告した。
県によると、2店舗は平塚四之宮店(平塚市)と藤沢店(藤沢市)。元店長の2人は、いずれも倒木の危険があるとして、県が伐採した当時務めていた。
同社幹部の説明では、昨年11月に伐採した平塚四之宮店の元店長は同社の調査に対し、除草剤散布の指示を認めた一方で「歩道までまけと言ったつもりはなかった」と釈明したという。