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共同通信
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【ワシントン共同】岸田文雄首相は17日午後(日本時間18日午前)、米首都ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地に政府専用機で到着した。18日午前(同19日未明)にワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドでバイデン大統領、韓国の尹錫悦大統領と3カ国首脳会談に臨む。「日米韓協力の歴史的な機会」と位置付け、安全保障分野を含む幅広い分野で戦略的連携の強化を図る。
国際会議に合わせるのではなく、独立した形で日米韓首脳が集まるのは初めて。バイデン氏がキャンプデービッドに外国首脳を招待するのも初となる。会談後には3カ国連携の基本的な考え方を示す「キャンプデービッド原則」や具体的な協力方針を記した共同声明を発表する見込みだ。
会談では、首脳、外相、防衛相、安保担当高官がそれぞれ毎年定期的に会談する方針を確認する。人工知能(AI)や経済安保など分野ごとに協力策を話し合う協議体設置も申し合わせる。
3首脳は日米、日韓、米韓の2国間会談も行う予定だ。