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共同通信
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【北京共同】カザフスタンで開かれる国際テコンドー連盟(ITF)の世界選手権に出場する北朝鮮の選手ら代表団が18日早朝、経由地の中国・北京から空路カザフスタンへ向かった。
北京首都国際空港には選手やコーチ陣、北京の北朝鮮大使館関係者ら100人超が姿を見せた。選手らは問いかけに無言だったが、代表団の責任者格とみられる男性は、大会へ向かう心境を聞かれ「親善、平和だ」と冗談めかして答えた。
北朝鮮が国内の選手をスポーツの国際大会に出場させるのは、2020年1月に新型コロナウイルス対策を理由に出入国の厳格な統制を開始して以降初めて。