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共同通信
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【イスタンブール共同】ウクライナが独自に黒海に設けた臨時回廊を経由する第1便として16日に南部オデッサを出港した香港籍のコンテナ船が18日、トルコ・イスタンブールのボスポラス海峡を通過し、イスタンブールの港に到着した。アナトリア通信が報じた。
ウクライナ海軍は10日、黒海沿いの港に民間商船が出入りする際の臨時航路を設けたと発表した。ロシアの軍事的脅威や機雷の危険があるとも説明し、コンテナ船が安全に航行できるかどうかは不透明な状況だった。
船舶の追跡サイトによると、コンテナ船は公海を避け、ルーマニア、ブルガリアに沿った黒海の西側ルートを通過し、17日にトルコ領海に到達した。