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共同通信
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日米欧の先進国に新興国を加えた20カ国・地域(G20)は19日、インド西部ガンディナガルで財務相と保健相の合同会議を開き、新型コロナウイルスのような感染症の世界的大流行(パンデミック)に備える対応策を議論した。途上国向けの緊急資金援助制度の創設を多くの国・地域が支持し、実現へ前進した。
鈴木俊一財務相の代理として、オンラインで参加した財務省の国際部門トップ、神田真人財務官が終了後に概要を記者団に説明した。日本からは他に加藤勝信厚生労働相が現地で出席した。
G20は7月17、18日に開いた財務相・中央銀行総裁会議で、緊急資金援助制度の創設を検討することを確認した。