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共同通信
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【ナイロビ共同】ロイター通信によると、ニジェール情勢を巡り、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の代表団が19日、軍事政権と対話するため首都ニアメーに入った。クーデター後のニジェールの在り方について、交渉が始まる可能性がある。
ECOWASは軍政が追放を宣言したバズム大統領への権力返還を要求。軍事介入も辞さない姿勢で圧力を強めつつ、平和的解決に向けた交渉の道を模索していた。
代表団はニアメーの空港で、軍政が新首相としたゼイニ元財務相と面会した。軍政指導者らとも会うもようだ。代表団は今月上旬にもニアメーに入ったが、この際は成果を上げられないままニジェールを離れた。