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共同通信
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【ワシントン共同】2024年米大統領選の共和党候補指名争いで首位のトランプ前大統領(77)が、早くも副大統領候補選びを示唆して注目を浴びている。ウォールストリート・ジャーナル紙は20日までに、民主党のバイデン大統領(80)との対決が予想される本選に向け、陣営がトランプ氏の伴走者について検討を始めていると報じた。
トランプ氏はまだ選考に関与していないが、自身の主張に同調し、テレビ映えする人物を望んでいるという。正副大統領の候補は来年夏の党大会で正式に指名される。
トランプ氏への強い忠誠心を示してきたエリス・ステファニク下院議員(39)や、マージョリー・グリーン下院議員(49)、キャスターから転身し、トランプ氏と同様に「政治は素人」が売りのキャリ・レーク氏(53)が取り沙汰されている。
ナンシー・メース下院議員(45)の名前も挙がる。かつてトランプ氏に批判的だったが、最近は声高に支持しており、陣営内で株が急上昇した。
トランプ氏は指名争いのライバルを起用する可能性も示唆している。