米国東海岸では、有料道路や橋を通る際に日本の「ETC」のように自動で料金を支払いできるシステムがあります。呼び名はエリアによって異なりますが、東海岸では「EZPass(イージーパス)」、中西部では 「iPASS(アイパス)」と呼ばれ、エリアごとに管轄する組織が異なります。
EZPass案内板
EZPass
EZPassゲート(出口)
中西部の iPASS
米国の料金所ではクレジットカードでの支払いができないところも多く、現金を持っていないと通れない(通してくれても後日違反金と一緒に通行料の請求がくる)ということもしばしばです。また、通行料金が1ドルや2ドルの場合、紙幣ではなく硬貨でしか支払えない無人料金所も稀にありますので、万が一のために車には小銭を常備するというのが米国で運転する上での豆知識です。
ちなみに、EZPassやiPASSはクレジットカードや米国のキャッシュカードを持っていれば、オンラインで無料で申し込みができます。取り付けも両面テープで貼り付けるだけで工事などをする必要はありませんので、基本は通行料以外にコストは掛かりません。
料金所での渋滞も避けられるので、ぜひ入手しておきたいですね。
プロフィール
大塚 洋一
2004年に(株)ガリバーインターナショナル入社。対企業向けのコンサルティング営業部スーパーバイザーを経て、06年に直営店舗事業部へ転属。日米で店長を経験し、15年2月より米国代表に(NY店店長兼務)。豊富な知識と丁寧な接客に定評あり。緊急時や時間外も対応で心強い。
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