国民代表選、玉木氏優勢か

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共同通信
国会内で記者会見し、握手する国民民主党の玉木代表(左)と前原代表代行=21日午前

 国民民主党代表選が21日告示された。現職の玉木雄一郎代表(54)が開いた出陣式には榛葉賀津也幹事長や、連合傘下の民間産業別労組出身の国会議員が参加。玉木氏優勢との見方が広がる。一騎打ちに臨む前原誠司代表代行(61)は、ポイント数の半分を占める地方票へ支持拡大を図る。新代表を選出する臨時党大会は9月2日で、情勢はまだ動く可能性がある。

 出陣式は玉木氏のほか、2020年12月の前回代表選で争った伊藤孝恵副幹事長ら国会議員6人が集まった。玉木氏は20年9月の結党以来、議員数を増やしてきた実績を挙げ「流れをさらに加速する」と意欲を表明。同党国会議員21人から立候補者2人を除いた19人中、推薦人5人を含む9人の支持を固めたもようだ。

 前原氏が支持を得ている国会議員は推薦人の4人。代表選の合計111ポイントのうち計56ポイントが割り当てられた地方議員と党員・サポーターに支持を広げる戦略を描く。21日は支持議員とオンラインで、今後の戦い方を打ち合わせた。