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共同通信
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【ニューヨーク共同】週明け21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前週末比36.97ドル安の3万4463.69ドルで取引を終えた。米長期金利が高水準を付けたことが投資家心理を冷やして売り注文が優勢となり、一時は250ドル超下落した。
米長期金利の指標となる10年債利回りはこの日、一時4.35%と2007年11月以来の高水準を付けた。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長による今月25日の講演を控え、金利動向に対する発言内容を見極めようとする様子見ムードもあった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は5営業日ぶりに反発し、206.81ポイント高の1万3497.59。
個別銘柄では、医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン、スポーツ用品のナイキの下落が目立った。ITのセールスフォース・ドットコムは買われた。