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共同通信
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北海道東部で放牧中の牛を次々と襲撃していたヒグマ「OSO(オソ)18」が駆除された可能性があることが22日までに自治体関係者への取材で分かった。7月に駆除されたヒグマのものとみられる毛とDNA型が一致した。毛の採取状況など北海道が最終確認を進めている。
2019年夏から標茶町や厚岸町で飼育牛を狙うようになり、被害は66頭に上るとされていた。初めて被害が確認されたのが標茶町下オソツベツの牧草地近くで、残されていた足跡の幅が約18センチだったことから、オソ18と名付けられた。
オソ18の可能性があるヒグマは7月30日、標茶、厚岸両町に隣接する釧路町で駆除されたという。