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共同通信
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【ジュネーブ共同】核兵器廃絶を訴える「高校生平和大使」22人が22日、軍縮会議が開かれているスイス西部ジュネーブの国連欧州本部を4年ぶりに訪れ、反核署名を提出した。平和大使は全員が女子で、16都道府県から選ばれた。新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響で、国連への訪問が見送られてきた2020年以降に集めた、計約62万5千筆の署名の一部と目録を携えての現地入りとなった。
署名提出を前に、全員が演説。広島県の福山暁の星女子高2年の永戸ももさん(16)は「広島、長崎に来てください。そして被爆者の声を聞いてください」と、核兵器による被害の実相を知ることの重要さを訴えた。