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共同通信
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堺市で昨年12月、飲酒して車を運転し町内会の防犯パトロール中だった4人をはねて2人を死亡させ、2人に軽傷を負わせたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の罪に問われた建築業猪木康之被告(49)の公判が24日、大阪地裁堺支部であり、検察側は懲役12年を求刑した。
3月7日の初公判で被告は起訴内容を否認。弁護側は飲酒の影響を否定し、危険運転致死傷罪は成立しないとして無罪を主張している。
起訴状によると被告は昨年12月27日午後11時55分ごろ、アルコールの影響で前方不注意になった状態で乗用車を時速64キロで運転し4人に衝突。男性2人を死なせ、男性2人に軽傷を負わせたとしている。