中国各地で食塩買い占め

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共同通信

 【北京共同】中国メディアは24日、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出開始を受け、中国各地で食塩の買い占めが起き、スーパーなどで次々と売り切れていると報じた。海水が汚染され、塩が手に入らなくなる事態を懸念しているという。

 上海株式市場では食塩を生産、販売する企業の株価が急上昇。中国税関総署が日本からの水産物輸入を全面停止したことを受け、水産関連株も値上がりした。

 中国では2011年3月の福島第1原発事故の直後も食塩の買い占めが起きた。