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共同通信
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100年前の関東大震災で大きな被害を受けた東京を、発生直後から映像で撮影したカメラマン3人のドキュメンタリー映画「キャメラを持った男たち―関東大震災を撮る―」が完成し、25日、上映会が東京都慰霊堂(墨田区)で開かれた。26日から東京などで上映される。
上映時間は1時間21分。カメラマン3人が大震災直後に何を考え、どう動いたのかに迫る。3人が撮影した映像も盛り込まれ、延焼で燃え広がる火災の様子をぼうぜんと見る人々や、避難先にあふれる人々が映っている。カメラマンが撮影時を振り返った肉声テープや、関東大震災の研究者が撮影場所や日時を特定する様子も収録した。