飲酒運転撲滅誓い、黙とう

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共同通信

 福岡市東区の「海の中道大橋」で2006年、飲酒運転の車に追突されたRVが海に転落し、乗っていた幼いきょうだい3人が亡くなった事故から17年となった25日、福岡市役所で飲酒運転の撲滅を誓う式典が開かれ、高島宗一郎市長ら約50人が黙とうをささげた。

 事故の加害者は当時、福岡市職員だった。高島市長は「あの痛ましい事故を二度と繰り返してはいけない。飲酒運転はしない、させない、絶対に許さない、そして見逃さない」と述べ、決意を新たにした。

 県警によると、1~7月の県内の飲酒運転事故は48件で死者は3人。

 事故は06年8月25日夜に発生した。