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共同通信
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寺田稔前総務相(衆院広島5区)側の公選法違反疑惑などで、東京地検特捜部が寺田氏を任意で事情聴取していたことが25日、関係者への取材で分かった。特捜部は疑惑を巡り、地元市議らも聴取しており、立件の可否を慎重に判断する。
寺田氏は2021年10月の衆院選で6回目の当選をした。神戸学院大の上脇博之教授の告発状では、寺田氏側は衆院選公示日、労務に対する報酬の名目で、現職の地方議員ら11人に計6万8100円を支払っており、これが公選法で禁じられている運動員買収に当たるとしている。