Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】25日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=146円64銭と昨年11月上旬以来、約9カ月半ぶりの円安ドル高水準を付けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、必要があれば追加利上げの用意があると発言した。大規模な金融緩和を続ける日銀との方向性の違いが改めて意識され、円売りドル買いが優勢となった。
午後5時現在は、前日比62銭円安ドル高の1ドル=146円40~50銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0788~98ドル、158円06~16銭。
パウエル氏の発言直後に米長期金利が上昇し、円売りドル買いが強まった。