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共同通信
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東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を巡り、西村康稔経済産業相は28日、福島市のスーパー「ヨークベニマル南福島店」を訪れ、福島県内に本社を置く流通・小売会社の社長らと意見交換した。「連携しながら県産品の魅力発信に力を入れていきたい。安全性を確認しデータを公表することが一番の風評対策になる」と強調した。
東北、北関東で店舗展開するヨークベニマルの真船幸夫社長は「生産者を守ることがわれわれの使命の一つ。福島の魚は安全・安心だという認識を広げるため尽力していきたい」と話した。
西村経産相は店内で、処理水放出後の25日に福島県相馬市で水揚げされたヒラメやホッキ貝の刺し身を試食した。