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共同通信
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岸田文雄首相は、29日にもウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談する方向で調整に入った。先進7カ国(G7)議長国としてロシアの侵攻を受けるウクライナへの連帯を改めて表明し、甚大な被害を受けたウクライナの復興に向けた支援策を協議するとみられる。複数の政府関係者が28日、明らかにした。
首相は7月、訪問先のリトアニアでゼレンスキー氏との対面会談を調整したが、国際会議などが長引いたため会談を見送り、短時間の懇談にとどまった経緯がある。
首相は、9月上旬に出席を予定するインドでのG20首脳会議を控え、事前にゼレンスキー氏と意見調整を図る目的もありそうだ。