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共同通信
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【カイロ共同】リビア西部トリポリに拠点を置く暫定政権のマングーシュ外務・国際協力相がイスラエルのコーヘン外相と会談したと伝えられた27日、リビアでは暫定政権に対する抗議デモが拡大した。ロイター通信は28日、ドベイバ暫定首相がマングーシュ氏を罷免したと伝えた。
地元メディアによると、デモ隊はイスラエル国旗に火を付け、一部はドベイバ氏の自宅を襲撃した。ドベイバ氏は避難し無事という。
リビア外務省は声明で、会談でイスラエルと何の合意も交わしていないと強調。イスラエルとの「国交正常化は明確に拒絶」すると述べ、火消しに躍起だ。