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共同通信
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29日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。前日の米国株高を好感した買い注文が優勢となった。上げ幅は一時200円を超えた。工場停止が伝わったトヨタ自動車株が下げると、平均株価の上げ幅も縮小する場面があった。
午前終値は前日終値比55円73銭高の3万2225円72銭。東証株価指数(TOPIX)は1.22ポイント高の2301.03。
前日の米国市場でダウ工業株30種平均など主要な指数がそろって上げた流れを引き継いだ。東京電力福島第1原発の処理水放出を巡る中国での反日感情の高まりを受けて前日に下落したインバウンド銘柄には、買い戻しが入った。