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共同通信
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東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を巡り、茨城県東海村にある展示施設「原子力科学館」に、中国からとみられる迷惑電話が、24日の放出開始から3日間で計約20件あったことが29日、科学館を運営する茨城原子力協議会への取材で分かった。今週に入ってから着信は確認されていない。
同館は放射線の基礎知識などを伝えている。協議会によると、中国の国番号を示す「86」で始まる番号からの着信で、中国語のような言葉でまくしたてたり「汚染水をなぜ流すのですか」と録音された音声が流れたりした。