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共同通信
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総務省消防庁は29日、全国で21~27日の1週間に7424人が熱中症で救急搬送されたとの速報値を発表した。都道府県別では、札幌市で23日に観測史上最高の36.3度を記録するなどした北海道が935人と最も多かった。全国では前週(14~20日)から64人増で、消防庁によると同時期としては多い傾向が続いている。
気象庁によると、今後も35度以上の猛暑日やそれに近い日が予想され、消防庁は適切なエアコン使用や小まめな水分補給を呼びかけている。
都道府県別では北海道に次いで東京410人、大阪379人、兵庫342人だった。
搬送後に死亡が確認されたのは青森など6県で7人。