自宅間違え、撃たれて死亡

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共同通信

 【ニューヨーク共同】米南部サウスカロライナ州コロンビアで29日までに、サウスカロライナ大の男子学生(20)が銃で撃たれて死亡する事件があった。警察は、自宅と間違えて別の家に入ろうとしたために撃たれたとみて調べている。

 米国では訪問先を間違えて銃撃される事件が続いている。4月にも東部ニューヨーク州と中西部ミズーリ州で知人宅を訪れようとした2人がそれぞれ訪問先を間違え、住人に撃たれて死傷した。

 今回の事件は26日に発生。警察によると、午前2時前に強盗の通報があり、警察官が駆け付けると、上半身に銃創がある学生が民家の玄関前で死亡していた。

 ニコラス・ドノフリオさんで、撃たれた場所と同じ通りに住んでいた。警察は誰が発砲したのかは明らかにしていない。

 全米州議会議員連盟(NCSL)によると、米国ではサウスカロライナなど少なくとも28州で、自宅などへの侵入者から身を守るために個人が殺傷力を行使する権利を認めている。