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共同通信
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【キーウ共同】暗闇の中、爆発音が複数回とどろいた。ロシアによる30日未明の攻撃で、死傷者が出たウクライナの首都キーウ(キエフ)。被害が出た場所の一つの商業施設近くには電力関連施設があり、住民らは「電力施設を狙ったのかもしれない」と指摘した。
破片はテレビ塔付近の公園にも落下し、爆風で近くの住宅や商店の窓ガラスが広範囲に割れた。
「脅しだ」「ここに軍事施設はない」。被害があった地域の住民は怒りの声を上げた。
キーウ中心部のホテルに滞在していた記者も、断続的に爆発音を聞いた。ホテルでは「爆発がありました。地下シェルターに避難してください」との館内放送が流れた。