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共同通信
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大阪出入国在留管理局(大阪入管、大阪市住之江区)の常勤医師が酒に酔った状態で外国人収容者を診察した疑いが持たれていた問題で、大阪入管は31日、この50代女性医師を停職1カ月の懲戒処分にした。医師は同日付で依願退職した。
大阪入管によると、医師は1月20日、酒に酔った状態で収容者を診察し、健康診断の結果を告知した。同室の職員が異変を感じて報告したという。6月、入管難民法改正の国会審議中に発覚し問題となっていた。
6月に共産党の仁比聡平参院議員が入手、公表した内部文書では、呼気1リットル中0.22~0.35ミリグラムのアルコールが検出されたと記されていた。