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共同通信
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広島市で計77人が亡くなった2014年8月の土砂災害の教訓を伝える「広島市豪雨災害伝承館」が1日、甚大な被害を出した同市安佐南区八木3丁目に開館した。CGで再現した土石流や被災者の体験談の動画を活用し、防災に役立てる。
伝承館は鉄筋2階建て、延べ床面積約500平方メートルで、住民の要望により建設された。八木3丁目を含む市立梅林小校区では災害関連死を含む計68人が犠牲になった。
パネル展示で土砂災害のメカニズムや備えのポイントを解説し、18年の西日本豪雨についても取り上げる。被災者や外部講師が防災講座を受け持ち、段ボールベッドの組み立てやAEDの使い方などを指導する。