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共同通信
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警察庁は1日、最高時速20キロ以下などの要件を満たす電動キックボードについて、自転車とほぼ同様の交通ルールを適用する新制度が始まった7月1日からの1カ月間に、7都府県警が406件の違反を摘発したと明らかにした。人身事故は7件で7人が負傷。死者はいなかった。
警察庁によると、違反の類型別では信号無視が187件(46%)で最多。最高時速を6キロ以下に制御しないまま歩道を走るなどの通行区分違反が151件(37%)で続いた。酒気帯び運転も2件あった。都道府県別では東京が355件と8割以上を占めた。
人身事故7件のうち4件は単独事故で、2件が歩行者と、1件が自動車との事故だった。