処理水対応「日本を信頼」

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共同通信

 林芳正外相は3日、ヨルダンでサファディ副首相兼外務・移民相と会談し、戦略的パートナーシップ発展のため、経済や安全保障など幅広い分野で関係を強化することで一致した。林氏は東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡り、国際原子力機関(IAEA)の包括報告書の評価に基づき透明性を持ち放出する立場を伝達。サファディ氏は「日本が国際的基準を順守して実施していくことを信頼している」と述べた。

 林氏は中東地域での難民支援協力を強化したいと説明し、サファディ氏から謝意が示された。

 両氏はロシアが侵攻したウクライナ情勢についても意見交換した。