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共同通信
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【ミュンヘン共同】中東最大の産油国サウジアラビアは5日、7月に始めた日量100万バレルの自主的な原油減産を年末まで継続すると明かした。ロシアのノバク副首相も、原油輸出量を1日当たり30万バレル減らす措置を年末まで延長すると表明した。国営サウジ通信などが報じた。
この報道を受けて、国際指標であるニューヨーク原油先物相場は一時、1バレル=87ドル台まで上昇した。需給の逼迫が意識された。
国営サウジ通信はエネルギー省関係者の話として「さらに減産するか増産するかといった方針は毎月見直される」と報じた。