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共同通信
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旧日立製作所系の半導体製造装置メーカー「KOKUSAI ELECTRIC」(東京)が、10月にも東京証券取引所に上場する見通しとなったことが6日、分かった。上場時の時価総額は4千億円を超えるとみられ、大型の上場案件となる。
KOKUSAIは日立国際電気から分社化したメーカーで、現在は米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)の傘下にある。KKRは株式の一部を売却するとみられる。
KOKUSAIは、シリコンウエハーと呼ばれる半導体の基板に薄い膜を重ねて回路を形成するための成膜装置などに強みを持つ。日本国内では富山市に製造拠点がある。