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共同通信
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プロ野球阪神タイガースが18年ぶりにリーグ優勝した場合、関西地域での経済効果が約872億円に上るとの試算を関西大の宮本勝浩名誉教授がまとめた。約654億円とした今年のWBC日本優勝時の試算を上回った。宮本氏は「スポーツで元気をもらい、今後日本がますます発展していくことを願う」としている。
「阪神タイガース2023年『アレ』の経済効果」と称した試算では、観客の交通費や入場料に加え、祝杯を挙げるファンの飲食費、百貨店などが開催する祝賀セールの売り上げなどを直接的な経済効果として約448億円を算出。事業者の所得増や消費増を合わせて約872億2114万円の経済効果があるとした。