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共同通信
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中古車販売大手ビッグモーター(東京)が、消費者庁から求められていた公益通報者保護法に基づく報告をしていたことが6日、関係者への取材で分かった。消費者庁は同社の損害保険の不正請求問題に関し、内部通報規定が未整備だったことなどを理由に報告を求めており、4日に報告を受けた。内容を精査し、必要な措置を検討するとみられる。
ビッグモーターの外部弁護士による調査報告書は、不正請求に関する内部告発があったにもかかわらず「もみ消したと言わざるを得ない」「結果的には握りつぶす形となった」などと指摘。内部通報に対応する調査主体や規定が整備されていなかったと結論付けていた。