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共同通信
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【ナイロビ共同】アフリカ諸国の首脳らが6日、ケニアの首都ナイロビで気候変動対策を話し合う会合を開き、発展途上国での対策費用を捻出するため、二酸化炭素(CO2)排出に課金する新たな「炭素税」を地球規模で導入すべきだと提言する宣言を採択した。ロイター通信が伝えた。
アフリカでは干ばつなど、地球温暖化による影響が顕在化し始めており、先進国を念頭にアフリカへの配慮を強く求めた。11~12月にアラブ首長国連邦(UAE)で開かれる国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)でも議論となりそうだ。