「ゲーム通じて京アニ知った」

09/07/2023

　36人が死亡し、32人が重軽傷を負った2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件の裁判員裁判第3回公判が7日、京都地裁（増田啓祐裁判長）であり、弁護側の被告人質問が行われた。殺人罪などに問われた無職青葉真司被告（45）は定時制高校に通っていた際、友人にパソコンのゲームを紹介されたことがきっかけで、後に京アニの作品に触れるようになったと明かした。

　5日に始まった裁判で被告が京アニについて供述したのは初めて。

　被告は、このゲームの後続作品を京アニがアニメ化したとして「これがなかったら、ハルヒも見なかったし、小説も書いていなかったと思う」と述べた。