Published by
共同通信
共同通信
自民党の金田勝年元法相(73)=衆院比例東北=は、次期衆院選に立候補しない意向を固めた。8日に地元の秋田県能代市で記者会見して表明する。複数の党関係者が7日、明らかにした。
金田氏は旧大蔵省出身。1995年の参院選で初当選し、2期務めた後、衆院にくら替えして現在5期目。安倍政権で法相に就任した。2021年の衆院選は秋田2区で立憲民主党の候補に敗れ、比例復活した。
法相時代の17年には、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法を巡る不安定な国会答弁を野党が猛批判。1年で交代となった。